わたしが肌で感じた『リンパドレナージュ』
私の勉強のために先輩スタッフが私の身体を施術してくれました。
私のように無意識に体に力が入るような人は、痛みを多く感じると余計に筋肉が硬くなる。だからまず、体全体の筋肉をほぐしゆるめる感じで、と説明しながら筋肉に沿ってドレナージュをかけてくれる。
ある程度筋肉のゆるみを感じたら、そこからリンパを探っていく。
私の場合、元々の猫背に加え仕事柄前かがみの姿勢も多く、腕から肩、肩甲骨にかけてガッチリと筋肉が硬くなりリンパも溜まりやすくなっていると言われる。
「これがリンパ」とピンポイントで触れられた時は、思わず声が出るほど痛いけれど、揺らすようにとか親指の腹で大きく崩すやり方などで、できるだけ痛みの感じにくい施術でリンパを流してくれる。徐々に痛みがやわらぎ最後は痛みがなくなる。
まさに 「流れた」 という感覚。
初歩的なことだけれど、リンパが溜まっているところだけに目を向けるのではなく、そのお客様に自分はどう施術するのか、体全体を見るということ。
リンパが溜まっているところは当然痛い。だからこそ限られた時間の中で的確にリンパに触れ、できるだけ早く崩して、流す。
改めて、リンパドレナージュは ❝流す❞ マッサージだということを身をもって学びました。